2012年9月28日金曜日

JBoss EAP 6 Webコンソールのメニュー概要

こんにちは、JBoss テクニカルチームの 馬塲 です。

今回は、JBoss EAP が 6 へバージョンアップしたことで、メンテナンス性が向上したという管理ツール「Webコンソール」について、簡単ではありますがご紹介します。

サーバの環境構築自動化を考える vol.3: KickStart ~ TFTP 構築ほか

こんにちは、OSSテクノロジーセンターの原です。

前回は環境構築の前段として、DNS(BIND) の構築を行いました。

3回目である今回は、TFTP や yum repos など周辺の環境を一気に整えてしまいましょう。

2012年9月27日木曜日

OpenAM を使ってシングルサインオンを構築する (Tomcat 設定編)

こんにちは。サイオステクノロジーの小川です。

前回の「OpenAM を使ってシングルサインオンを構築する (OpenDJ セットアップ編)」では、OpenDJ を使った LDAP サーバの構築を行いました。今回は Tomcat を使用してアプリケーションサーバの構築を行います。この後の作業で OpenAM の jar ファイルをアプリケーションサーバにデプロイして OpenAM のセットアップを行っていきます。本記事では CentOS6.3 64bit、Tomcat6、OpenJDK1.6 を使用しています。

2012年9月26日水曜日

サーバの環境構築自動化を考える vol.2: KickStart ~ DNS 構築

こんにちは、OSSテクノロジーセンターの原です。

前回は環境構築の手順として、DHCP の構築を行いました。

2回目である今回は、KickStart とは直接関係はしないのですが、より効率的な管理のため、DNS(BIND) を構築を紹介したいと思います。

ownCloudでオンラインストレージを構築する

こんにちは。サイオステクノロジーの小川です。

今回はオンラインストレージを構築できるオープンソースソフトウェア ownCloud のご紹介をします。

オンラインストレージといえば、最近は Google Drive や Dropbox のようなクラウドサービスで提供され、プライベートやビジネスで活用でき、大変便利な時代になりました。これらのクラウドサービスでは、サービスベンダが用意したサーバやストレージ、ネットワークを利用しますが、ownCloud は自前で環境を用意し、ストレージサーバを構築することができるので、自由度があります。

また、現在はストレージの価格が昔に比べて下がっているので、有償サービスを使うよりも大容量で安く済む場合があるといったメリットもあります。

本記事では、ownCloud サーバとクライアントソフトのインストールと簡単な利用方法について紹介します。 OS は openSUSE12.2 64 bit を使用しています。

2012年9月25日火曜日

サーバの環境構築自動化を考える vol.1: KickStart ~ DHCP 構築

こんにちは、OSSテクノロジーセンターの原です。

弊社ではイベントセミナーで、ハンズオンなどを精力的に行ない、製品や技術の展開を行なっています。

ハンズオンを行なう場合、同じ内容を数回~数十回と行なう場合もあり、そのたびにリフレッシュされたサーバ環境が必要になります。 そのようなこともあり、サーバ環境構築の自動化が非常に重要だったりもします。

今回からは、これまで紹介した oVitrRed Hat Enterprise Virtualization(RHEV) の "物理サーバ" 側の自動構築を行なう方法をご紹介したいと思います。

oVitrRHEV のデプロイ用といっても、利用している技術はどれも非常にポピュラーなもので、いわゆる PXE Boot を利用した KickStart を用いています。

KickStart は他の用途にもいくらでも使い道がありますし、周辺技術として Linux のサービス構築技術を得ることができますので、Linux 初心者の方も一度環境を構築してみると、いろいろと気づきや応用力が養えるので、お勧めです。

また、KickStart だけでは足りないところを補足する技術として、PuppetChef があります。

より高度な自動化を模索したい方は、そちらについても調べてみてはいかがでしょうか。

前置きが長くなりましたが、まずは、今回ご紹介する環境をご紹介します。

RPM パッケージのビルドと作成と公開 (2)

こんにちは、サイオステクノロジーの山田です。

前回mozc をビルドするのに必要な環境を整えるまでの解説をしました。

今回からはいよいよ、mozc のソースをダウンロードしてビルド作業を開始します。

ソースコードの入手

それでは、今度は Fedora から mozc のソースコードを取ってきましょう。RPM 系のパッケージ管理を使っている場合、ソースコードを取ってくるにはyumdownloader というコマンドを使います。yumdownloader は RPM パッケージを取得するコマンドですが、--source というオプションをつけるとソース・パッケージ (.src.rpm) を取得します。

また、 --enablerepo=repository1,repository2,... というオプションは、リポジトリ・ファイル(.repo) で enable=0 として無効化されているレポジトリを有効にします。

$ yumdownloader --source --enablerepo=fedora,fedora-updates mozc
        ....................................................
mozc-1.5.1090.102-2.fc17.src.rpm                         |  47 MB     00:09

CentOS には mozc パッケージはないので、Fedora のレポジトリを有効にしてソースコード・パッケージをダウンロードしています。

yumdownloader の詳しい使い方は man を参照して下さい。

2012年7月現在、Fedora から入手できる mozc のソースコード・パッケージ は下記のバージョンになります。これは mozc プロジェクトの最新リリースと一致し ています。

mozc-1.5.1090.102-2.fc17

2012年9月21日金曜日

OpenAM を使ってシングルサインオンを構築する (OpenDJ セットアップ編)

こんにちは。サイオステクノロジーの小川です。

今回は ForgeRock 社より提供されているシングルサインオンを実現するソフトウェア OpenAM のご紹介をします。

社内で運用するシステムが増え続けていくなかで、システムごとに ID が異なるために ID 管理の負荷がかかったり、各サービスのログインで毎回認証を求められて手間がかかるといった問題があるかと思います。

シングルサインオンの仕組みを取り入れることで、1 つの ID とパスワードで認証を行い、他のシステムの認証手続きを行わずにサービスを利用することができます。これにより、システム管理者やサービスを利用するユーザーへの負担を減らせるメリットがあります。

OpenAM は認証連携のデファクトスタンダードである SAML2.0 仕様に対応をしているため、同一の認証プロトコルを使用する Google Apps や Salesforce などのサービスでシングルサインオンを実現できます。

認証で使用するユーザー情報は LDAP ディレクトリサービスを使用して一元管理します。今回は LDAP を実装する Java ベースの OpenDJ を使用してユーザー情報の管理を行います。OpenDJ も ForgeRock 社より提供されているオープンソースソフトウェアです。

OpenDJ は CUI 及び GUI でセットアップが行えますので、以下に手順を記載します。本記事では CentOS6.3 64bit、OpenDJ 2.4.5 を使用しています。


2012年9月20日木曜日

JBoss EAP6.0とEAP5.1.2の比較検証

こんにちは、JBoss テクニカルチームの 手塚 です。
まだまだ残暑が厳しいかと思いますが、皆様いかがお過ごしですか?

先日は敬老の日で祝日があり、3連休でした。祝日と言えば、今年は例年に比べ、1年間を通しての休日が少ないらしいですが、2006年にも同じ様に例年に比べて休日が少なかったのはご存知でしょうか。
2006年には、臨時祝日として「海苔の日」などを祝って臨時祝日としようとしたらしいですね。(臨時祝日になったのかは覚えていませんが・・・)

そんな脈絡もない前書きではありますが、今回からJBossテクニカルチームは色々な検証を行い、その結果をブログとして報告していこうと思います。さて、JBossテクニカルチームとして初の投稿となる今回は『JBoss EAPの機能改善検証』を行なっていこうと思います。

2012年9月18日火曜日

RPM パッケージのビルドと作成と公開 (1)

こんにちは、サイオステクノロジーの山田です。

今回から数回に渡り、RHEL6 用の Mozc (Google 日本語入力のオープンソース版) をビルドして公開するまでの作業を通じて、RPM パッケージのビルド方法、作成方法、独自リポジトリの作成方法等について解説していきます。

はじめに

Google 日本語入力は、GoogleWindowsMacAndroid 向けにリリースしている日本語入力ですが、これは Google の検索エンジンで検索されている語句の情報を元に辞書が作成されています。 よく検索される新しい単語が登録されている他、候補に出てくる単語の順序等にも Google の検索技術が用いられているなど、Google の検索技術を生かした日本語入力となっています。

Google 日本語入力は、Google の検索技術を利用しているため、プロプライエタリなソフトウェアとして提供されていてます。

しかし、Google が公開できない部分を除外して、オープン・ソース・ソフトウェアとして Mozc というものを公開しています。

Mozc には Google 日本語入力で一番重要な辞書の部分が一部しか入っていませんが、それでも Linux で利用できるオープンソースの日本語入力としては大変有力なものとなっています。

FedoraUbuntu 等の Linux ディストリビューションでは、 すでにこの Mozc を取り込んでパッケージとして提供しています。

本稿では Fedora が提供している Mozc のソース・パッケージを元に、CentOS 6 用 (Scientific Linux 6RHEL 6 でも動作可能) のパッケージ を作成していきます。

作成の過程で RPM パッケージの作成の仕方を解説していきます。さらに、作成したパッケージを独自リポジトリーで公開する過程で、gpg の鍵により署名した RPM パッケージの作成方法やリポジトリの作成方法、リポジトリに登録されているパッケージの表示方法等についても解説します。